8/26 西宮ナイターベンチ2006

出場選手は成瀬、松田、早川の3人。3人にとって初めてのパワー大会となるこの大会で ある為、いろいろと大変なことがあった。
会場のマッスルプロダクションのベンチプレス台は非常に高そうなベンチ台で、ラック の高さを決めるときに横になってみて、肩の決まりがいいことが分かり、ラックアップもしやすいし ベンチ台が使いにくくて力を発揮出来なかったらという心配はなくなった。私は第一試技105k、ラック 高さ94cmで申請(試技前に変更→93cm)

試技まで時間があるので松田さんと夕食を食べにいったり(ゴチになりますっ!)コンビニ行ったり 、帰ってきて試技をみたり。試技をみた感想としては、結構ベンチプレスっていうのはルールがあやふや で白2赤1の試技なんかは結構「うそだろっ!」ってものが多く、馴れ合いの雰囲気を感じた。これに ついてゃもっと明確な診断基準を設けてもらうかしてもらわないと、ベンチプレスという競技自体の 質を落とすことになる。現状のルール内では高いブリッジを作り、出来るだけ短い挙上で済まそうとする のもひとつの攻略法であるが、これについては実際にルール改正が協議されているらしいし、私も それに賛成で、肩を守る為とかそういう意味ではならともかく、見ていて面白くない。ベンチプレス というのは素晴らしいトレーニングであるから、競技人口を増やしたいのであれば即刻このような胡散臭い 試技を禁止すべきで、一般人が見てもフェアだと思える試技をさせるべきである。これについては ギアについても同様で、少し行き過ぎている気がした。
会場の雰囲気にしてもそうである。まるで同窓会、馴れ合い。少なくとも同階級の選手は敵なのだから もう少し殺伐とした空気があってもいいかと思った。これではローカル、過疎っても仕方がない。

と、批判的な意見ばかり述べさせてもらったが、逆にその馴れ合いの空気があったから私もさほど 緊張せずにルールや段取りについて係の人に質問出来たし、これについては相殺ってところだろうか。 選手も、リーチ短、高ブリッジ、ミシン名人といったカンジの印象を受けた人ばかりではなく、 やはりトップレベルの選手は筋量、骨格、オーラすべてが素晴らしかった。特に素晴らしいと感じたのは K's Gymの児玉大紀選手で、この選手には憧れすら感じた。大胸筋のサイズはざっと2倍、やるから にはここまでやらないと本気じゃないなと自分が天狗になってたことを思い知った。東坂康司選手も 大胸筋がかなり発達していて、児玉選手まではいかないが、相当なものだった。他にははだかを きちんと目撃した選手はいなかったが、服の上からでも素晴らしいと思える選手は何人かいた。 がその中でも特に児玉選手はすごかった。私もあのくらい強くなりたい。

私に限っていえば試技の方はおそまつなもので、第一試技の時にベンチに寝転んだあと「シャツは服の中 に入れないとダメだよ」と注意され、その時は60秒がいかに長いかを知らなかったので焦って入れようと して、三角筋の後部に強い痛みを覚え、ストレッチとマッサージを入念にして残り8秒でスタートを もらった。かなり舞い上がってるというか、興奮状態(パニック状態ともいう)にあると、練習してきた こと以外は出せないもので、下がってきたバーベルをもちろん自分の中ではいくらか止めているから 白よこせという気なのだがやはり止めが不十分なまま挙げてしまい、ラックの合図も聞けずに赤3本。
正直、本格的に断裂するかもと思ったので棄権しようかとも考えたが、安延先輩が「試合慣れ」の趣旨 で計らってくれた試合なので、ちょっと100%は無理だけど適当にやってくるか。という気分で110kを 宣告。パワー的には間違いなくあると思うが、やっぱやってきてないものは出なくて赤3本。最後はやけくそ 大逆転の112.5kだったが、これは試技をやる前から背筋がかなり疲労していてさすがに余力ないなと 思っていて、冷静に止めまでやったが、スムーズに行かず手ごたえなし、赤3本。結局一日に赤9本 もらって失格という、ベンチの大会のみでいえば世界記録を樹立してやったからいいか。というのは 大嘘で、結構悔しい。でも次の大会に向けて得たものもたくさんあったし、試合が近くなって切羽詰まった 時にトレーニング方法などについてもいくつか気づく点があったからそういう意味では満足。

以下、3人の試技結果まとめ

名前第一試技第二試技第三試技特別試技
成瀬110 ×110 ○112.5 ×112.5 ×
松田105 ○107.5 ×110 ○なし
早川105 ×110 ×112.5 ×なし

私の中でのBest Liftは松田さんの三試技目、痛みがあるならと許可をもらったはずの 肘テーピングを第二試技だったかに注意され、私なら動揺して以降ダメになるところだが そこは年の功なのか第三試技はしっかりと力強く挙げきった。全国の中年親父さんたちも 見習って欲しい。こういう試技を息子娘に見せる事が出来れば、うざいなんて、言われなくなるぜ。 というわけでLEONで松田さんの特集を組むことに決定っ!(冗談)
成瀬さんは明らかに本来の調子では無かったが、ここは先輩の意地を見せられた。ちゃんと 調子を整えてベストの状態で倒さないと気が済まないから、近畿パワーで再戦したいところ。

試合後、児玉大紀選手に写真に写ってもらった。やったー
集合写真
↑吉田さん・・・
児玉大紀選手と私
三振したはずのにピース・・・しかもなぜ裸!?

終電もないような時間に終わるかと思っていたが、主催者側の配慮でスムーズに試技が進められて、 梅田では阪急がなくてJRで帰るハメになったがそれでもちゃんと帰れたし、よかった。帰りは 3人ともへとへとだったが京都駅から四条まで歩いて、それから解散となった。

吉田さんや茂木さん、そして毎回補助に呼び出した羽田くん、そしてOBなどさまざまな方の 援助があって大会に出る事が出来ました。感謝します、ありがとうございました。

(文責)早川輝
一言、「それでもやっぱり三振はきつい」